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カメラを始めたら、自分のことがちょっと好きになれたよ。

じょり
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私はいわゆる「みんなのことが好きな人間」だ。

 

いわば誰でも大好きな人間。

 

私は争いごとが嫌い。

競争も嫌い。

とにかく平和が好き。

 

だから、自分がいかに平和で居られるか考えた時に

「みんなのことを好きになれば毎日幸せ」

と考えた。

 

だから、初めて会った人の好きなところを見つけるクセがついた。

 

そうやって生きてきたから、関わるほとんどの人のことが大好きで結構幸せな生活を送っている。

 

だけど、私はみんなのことを好き好き言うから、

「じょりが言う好きには重みが無い」

なんて言われたこともある。

八方美人だからという理由で嫌われることもある。

 

「好き」ってあんまり良くないのだろうか。

「嫌い」をはっきり言える人間の方が偉いのだろうか。

 

そんなことも考えたこともある。

 

悩んでみたけど、結局私はみんなのことが大好きだった。

 

「仕事をするなら、好きや嫌いをハッキリしておいて、自分の考えを主張できるようにならないといけないかな?」

そう思って、自分をどう変えていくのかを考えたこともある。

 

でも、この人を好きになる能力が、最近では生きてる気がする。

 

私はカメラのお仕事をいただいた時、全力で被写体に愛情を注ぐ。

「大好き!」

って気持ちで撮影している。

 

 

そうすることで、緊張を和らいでもらえることが多い。

 

 

嬉しいことに私が撮影した写真で喜んでもらえることが増えてきた。

 

 

本当に本当に嬉しい。

 

自分の性格があまり好きじゃなかったけど、最近はそのおかげで、ちょっと自分を好きになれた。

カメラを始めて良かった。

 

そう思えた。

 

大好きなみんなのおかげで、自分を好きになれた。

 

それが、本当に嬉しい。

 

と、いうただの日記でした。

 

Photo by takumi YANO

本当にありがとうございます。

今日も、明日も、みんなのことが大好きです。

 

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